コロンバイン高校での銃乱射事件の犠牲者を追悼する花とろうそく=19日、米コロラド州(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は20日、西部コロラド州のコロンバイン高校で生徒ら13人が殺害された1999年の銃乱射事件から25年を迎えたことを受け、声明を発表した。「痛みが消えることはない」と哀悼の意を示した。  声明は「影響を受けた生存者や家族、地域社会のために祈り続けている」と述べた。事件以来、学校での乱射事件が400件以上発生し、生徒が銃の恐怖にさらされているとも指摘し「この暴力は終わらせなければならない」と訴えた。  バイデン民主党政権は銃規制の強化を重要課題に位置付けている。ただ銃擁護の有力ロビー団体「全米ライフル協会」の支援を受ける共和党の反対で規制は進んでいない。


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