この催しは上海に住む石川県出身の女性が石川県の事務所などと企画し、上海市内のスーパーマーケットで19日から行われています。
会場では、被災した珠洲市の住宅街や津波が押し寄せた能登町にある野球場などの写真が展示されているほか、石川県の特産品の日本酒や漆器なども販売されています。
また、被災した人たちへのメッセージを募るコーナーでは、立ち寄った人たちが「早い復興を祈っています」とか「一緒に困難を乗り越えましょう」などと、被災地を応援することばを日本語や中国語でカードに書き記していました。
メッセージは、5月以降、被災地を支援している団体などに届けられるということです。
4年前に石川県を旅行したという40代の中国人の女性は「石川県の皆さん、がんばってください。上海から応援しています」と話していました。
催しを企画した石川県内灘町出身の富岡一十見さんは、輪島市に住む親戚が避難生活を続けているということで「メッセージがたくさん集まったのは大きな希望になると思います」と話していました。
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