会議はラオスの首都・ビエンチャンで日本時間の正午から1時間余り行われ、冒頭、上川外務大臣は「日本とASEANの強固な土台は、互いの信頼であり、これを将来につなげることがわれわれの使命だ」と述べました。
そして、去年12月の日本とASEANの特別首脳会議で打ち出した共同声明や実施計画に沿って、経済や人的交流、サイバーセキュリティーや気候変動など幅広い分野で協力を強化していく考えを伝えました。
具体的には
▽AI分野でのイノベーションを推進するため、ASEANと共同で今後5年間のうちに高度なデジタル人材の10万人育成を目指すほか
▽日本語の指導役をASEAN各国に今年度200人派遣するとしています。
また上川大臣は、中国とフィリピンの間で対立が続く南シナ海情勢や、北朝鮮、ミャンマー情勢にも触れ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化が重要だという考えを示しました。
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