中国・江西省の高速道路で19日、工事現場に車が突っ込み、爆発するように約10メートルほどの水しぶきが上がる瞬間が撮影された。
運転手は「運転支援システム」を使っていて、携帯電話で“ながら運転”をしていたことが事故の原因とみられている。

看板を無視して工事現場へ…

中国・江西省の高速道路で19日午後6時、工事現場に迷わず突っ込む車をカメラがとらえた。

高速道路には、先が工事中であることを知らせる看板が置かれていたが、1台の車が工事現場に向かっていく。

水の入ったバリケードへ衝突(中国SNSより)
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すると、本来なら反対車線を通って行かなければならないが、車はまっすぐ進み、そのまま水の入ったバリケードに突っ込んだ。
爆発するように、約10メートルほどの水しぶきが上がる。

原因は“運転支援システムの過信”

事故直後、現場に駆けつけた警察官が運転していた男性に事故の原因を聞くと、「運転支援システムを使っていました。それと携帯電話をいじっていました」と話した。

携帯で“ながら運転”をしていた男性(中国SNSより)

男性は、アクセルやハンドルなどの操作を助けてくれるシステムに頼り、携帯で“ながら運転”をしていたのだ。
男性に大きなけがはないとみられている。

中国の一部メディアでは、「運転支援システムの過信は禁物」と注意を呼びかけている。
(「イット!」 7月24日放送より)

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