中国・湖南省で21日、人でごった返す繁華街のスクランブル交差点で、車が急発進して人混みに突っ込んだ。
人々が逃げ惑い、さらに救助する人などで、現場はパニックとなり、8人が重軽傷を負ったという。
運転していた47歳の男は逮捕された。
騒然…暴走車が人混みに突っ込む
中国・湖南省で21日夜8時半すぎ、人でごった返す繁華街のスクランブル交差点で突然、暴走し始めた車が、人混みの中に突っ込む瞬間をカメラがとらえていた。
この記事の画像(13枚)事故直後、人々が逃げ惑い、現場はパニックとなり、あちこちから怒号や悲鳴が聞こえてくる。
男性が「何が起きたんだ?」と叫び、女性の泣き声が響き渡る。
交差点のど真ん中で止まった暴走車を取り囲む人たち。
ある女性が「早く人を助けなきゃ!人を助けなきゃ!」と叫び、集まった人々が車の下敷きになっている人の救助を開始した。
居合わせた男性が「手伝って!」と呼びかけたり、「私も手伝いに行く!」と駆け寄る男性など、現場は入り乱れた様子だ。
停車中から突然急発進…暴走
事故当時の状況をみると、暴走した黒い車は、信号待ちのため横断歩道の手前で止まっていた。
しかし、歩行者が通り始めると車は急発進し、スピードを上げながら人混みに突っ込んだ。
そして、交差点のど真ん中で白い車に衝突し、ようやく止まった。
現場に駆けつけた警察官は、暴走車を運転していた47歳の男を逮捕した。
逮捕された男は、ライドシェアのドライバーで、飲酒や薬物などの反応はなかったという。
人混みに突進…いったいなぜ?
当局は、男が「後ろ座席の荷物を片づけていたら、車が暴走した」と証言したと発表している。
この事故で、8人が重軽傷を負い、病院に搬送されたという。
(「イット!」 7月23日放送より)
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