南米ベネズエラの大統領選挙が行われ、選挙管理委員会が3選を目指すマドゥロ大統領の勝利を発表しましたが、欧米をはじめとする各国が選挙結果に疑念を表明しています。

ベネズエラの大統領選挙は28日、3選を目指す現職のマドゥロ大統領と野党のエドムンド・ゴンサレス氏との間の事実上の一騎打ちとなりました。

出口調査ではマドゥロ氏の劣勢が伝えられていましたが、選挙管理委員会は29日、マドゥロ氏が51%の得票で当選したと発表し、マドゥロ氏は勝利宣言をしました。

一方、ゴンサレス氏も勝利宣言をしています。

投票所ごとの詳細な得票が明らかにされておらず、アメリカやイギリスなど欧米諸国は「発表された選挙結果が国民の意思を反映していない重大な懸念がある」と選挙結果に疑念を表明しているほか、チリやアルゼンチンなど南米諸国も選挙結果の透明性を求めています。

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