イスラム組織ハマスは最高指導者ハニヤ氏が死亡したと明らかにしました。
ハマスは31日、最高指導者ハニヤ氏がイランのペゼシュキアン大統領の就任宣誓式に出席したあと、首都・テヘランの邸宅にいたところイスラエル軍による攻撃により死亡したと明らかにしました。
ハマスは「偉大なパレスチナ人のために殉教した指導者ハニヤ氏を悼む」との声明を出しています。
これに対しイスラエル軍の公式のコメントはまだ出ていません。
イスラエルとハマスは現在、戦闘休止と人質解放に向けた交渉を行っていますが、ハニヤ氏の殺害によって合意への見通しは一層、不透明になったといえます。
ハニヤ氏をめぐっては息子3人も2024年4月、パレスチナ自治区ガザで孫4人と一緒に乗っていた車がイスラエル軍による空爆を受け全員が死亡しています。
ハニヤ氏は2017年、ハマスの最高指導者に就任し、カタールの首都・ドーハを拠点に活動していました。
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