韓国・蔚山市の道路で10日、大型トラックが横転する事故をカメラがとらえた。
大型トラックは、走行中に突然、中央分離帯を飛び越え、ほかの車と衝突し道路をふさいだという。
2人がけがをし、現場は大渋滞となった。
事故の原因は前方不注意やスリップとみられている。
横転した大型トラック…道路をふさぐ
韓国・蔚山市の道路で10日午前10時ごろ、道を遮るように、横たわるトラックの姿があった。
現場では、警察による交通整理が行われ、大渋滞が発生していた。
近くを走っていた車のドライブレコーダーが、この状態になった原因を記録していた。
片側3車線の道路を走行中、突如、トラックが中央分離帯を飛び越え横転し、そのまま道路をふさいでしまう。
運転手たちは急ブレーキをかけたというが、「急に何かが飛ぶように現れ、トラックと黒い乗用車がぶつかる瞬間を見ました」と話す。
映像を見返すと、回避できなかった乗用車の1台がトラックに衝突していた。
フロント部分がトラックの後方にめり込み、衝撃の強さを物語っている。
この事故で乗用車の運転手とトラックの運転手、2人がけがをした。
病院に運ばれたが、いずれも命に別条はないという。
前方不注意やスリップの可能性
なぜトラックは中央分離帯を飛び越えてしまったのか。
地元警察によると、「前方不注意、もしくは雨でスリップした可能性が高い」という。
事故が起きる前、現場では雨が降り、路面はぬれた状態だった。
“スリップ事故”の可能性が高いという。
警察は、トラックの運転手や目撃者から話を聞き、事故のくわしい経緯を調べている。
（「イット！」 7月30日放送より）
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
