画面の左側が一瞬光った次の瞬間、激しい爆風が押し寄せてきた。

住宅地で突然起きた、爆発事故の瞬間映像。
4月19日の午前0時過ぎ、台湾・高雄市の住宅で起きたガス爆発。

この爆発で、1人が死亡、7人がけがをした。

現地の人「音が大きい爆発だった。テレビが遮断してくれなければ、きっと死んでいた」

なぜ、爆発は起きたのだろうか。

近隣住民「ガスの音が聞こえた。音が大きくて、ガス容器2本か3本の量くらいでした。故意でやったようです。ガス漏れではないです」

爆発を起こしたとされているのは、高雄市に住む49歳の男であることがわかった。

午後9時ごろ、男は外出し、酒を購入。
家に戻った数時間後に爆発が起きた。

近所の人の話によると、男は普段からよく酒を飲んでは酔っ払い、麻薬も摂取していたという。

爆発前には、怒鳴り声をあげる姿が目撃されていて、兄をナイフで刺そうとする事件も起こしていたという。

男の兄は取材に、「(男は)家で包丁を握って振り回した。近くの人みんな知っているよ、彼の状況がよくない」と話した。

男は爆発によって大けが。
その男について、台湾の司法当局は、殺人などの疑いで捜査している。

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