ミャンマー北東部シャン州で、国軍の北東軍管区司令部を占拠した民兵ら。ミャンマー民族民主同盟軍が3日、写真を公表した
現地からの情報によると、国軍のゾーミントゥン報道官は「3日夜以降、司令部や軍幹部と連絡が取れなくなった」と明かし、「司令部は敵と勇敢に闘った」と国軍兵士をねぎらった。 同州で国軍と戦う少数民族武装勢力ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)は先月25日、いったん北東軍管区司令部の制圧を発表。その後も司令部内に残っていた国軍部隊が抵抗を続けていたが、8月3日に撤退。MNDAAは「完全に占拠した」と発表し、司令部前で撮影されたとみられる写真を公表した。 抵抗勢力側の関係者によると、MNDAAは北東軍管区司令部のソーティン元司令官や陸軍准将2人を拘束。国軍兵士や家族ら4000人以上が降伏したという。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。