◆金正恩氏「戦術核の実用面で効果」
北朝鮮の国旗
平壌(ピョンヤン)で4日に開かれた引き渡し式で、朝鮮労働党の金正恩(キムジョンウン)総書記は「戦術核の実用面で効果を高めることができた。より完備され、向上した核態勢を備えていく」と強調した。発射台に搭載するのは射程約110キロの小型弾道ミサイルとみられ、聯合ニュースは「単純計算で同時に1000発を撃てる」と分析した。 5日付の党機関紙・労働新聞は、多数の発射台を前に正恩氏が演説している複数の写真を掲載した。写真には娘とされるジュエ氏も写っていたが、記事では言及がなかった。 正恩氏は演説で、米国について「子孫の代まで相手にする敵対国家」だとし、11月の大統領選の結果にかかわらず核・ミサイル開発を続ける意向を示した。7月下旬の北部での水害にも触れ「どんな環境でも国防力強化は推し進める」と述べた。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。