イスラエル軍の撤退命令を受け、ガザ地区のハンユニス東部から逃げるパレスチナ避難民(8日)=ロイター

【エルサレム=共同】パレスチナ自治区ガザの停戦や人質交渉を仲介する米国、エジプト、カタールは8日、イスラエルとイスラム組織ハマスに15日に協議を要請する共同声明を出した。イスラエル首相府は代表団を派遣すると発表した。

ハマスの最高指導者だったハニヤ氏がイランで暗殺され、イスラエルの仕業だと断定したハマスは「交渉の意味がなくなった」としていた。ハニヤ氏の後任シンワール氏は強硬派とされ、交渉の行方は不透明な状況だ。

声明は「双方の隔たりを埋め、これ以上遅れることなく交渉妥結を求める」とした。カタールの首都ドーハかエジプトの首都カイロで緊急会合が開かれる予定。

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