ブラジルのボエパス航空などによりますと、現地時間の9日午後1時20分ごろ、乗客57人と乗員4人を乗せた旅客機が最大都市サンパウロから80キロほど離れた町の住宅地の近くに墜落しました。

旅客機は双発のプロペラ機のATR72型機で、南部パラナ州の都市からサンパウロのグアルーリョス国際空港に向かっていました。

地元自治体によりますと、乗員乗客に生存者はいないということです。

航空会社は当初、乗客乗員を合わせて62人と発表していましたが、その後、人数を修正しました。

地元メディアによりますと、これまでのところ墜落現場の近くの住民がけがをしたという情報はないということです。

また、サンパウロにある日本大使館は日本人が含まれていないか、情報収集を行っています。

墜落直後に撮影された映像には、住宅などの建物のまわりに機体の一部が散乱し、火や煙があがっているようすが映っています。

また、SNSには機体が水平に数回、回転しながら地面に墜落するようすを撮影したとする映像も投稿されていて、地元の当局が墜落の原因を詳しく調べています。

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