ブラジルで乗客乗員62人を乗せた旅客機が墜落し、全員が死亡しました。

映像には、推進力を失い、回転しながら地上に落ちていく旅客機が捉えられていました。

ブラジルのボエパス航空などによりますと、8月9日午後1時20分ごろ、ブラジル・パラナ州からサンパウロ州のグアルーリョス国際空港に向かっていた旅客機が墜落しました。

旅客機には、現地の大学教授で獣医学を教える日系人とみられる女性など、乗客乗員あわせて62人が乗っていましたが、全員が死亡しました。

現地メディアによりますと、墜落現場は住宅街でしたが、地上での負傷者はいないということです。

旅客機追跡サイトによると、旅客機は墜落前、1~2分程度で約4000メートル急降下していました。

また、パイロットからの緊急通信はなかったということで、現地当局がブラックボックスを回収し、墜落した原因を調べています。

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