米大統領選に向けて、副大統領候補である民主党のウォルズ・ミネソタ州知事と、共和党のバンス上院議員が15日、10月1日にCBSニュース主催のテレビ討論会に参加することで合意した。大統領候補の討論会は9月に実施されることが決まっているが、副大統領候補の2人による討論会が決まるのは初めて。
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テレビ討論会は多くの有権者が視聴し、選挙戦の流れを変える一大イベントとして注目を集める。CBSは両候補に対して9~10月に複数の日程を提案していたが、ウォルズ氏が先立って「10月1日に会おう」とXに投稿。これを受けてバンス氏も15日、この討論会を受け入れることを表明した。
さらにバンス氏はXへの投稿で「米国民にできるだけ多くの討論を見せることがふさわしい」と述べ、別途CNNが提案している9月18日の討論会も受け入れる意向を示した。これについては、ウォルズ氏が参加するかどうかは明らかになっていない。
大統領候補の討論会をめぐっては、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領が、9月10日にABCニュース主催で討論会を実施することで合意している。トランプ氏側は、さらに追加で2回の討論会を9月中に実施するよう呼びかけているが、まだ合意には至っていない。(ワシントン=高野遼)
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