イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ自治区ガザでの死者が15日、4万人を超えました。
ガザ保健省によりますと2023年10月の戦闘開始以来、ガザ地区での死者は4万5人となり、そのうち約70%は女性や子供だとしています。
イスラエル軍は避難民が生活している学校や南部の避難指定区域にもハマスの拠点があると攻撃を行っていて市民の犠牲が増え続けています。
またガザ地区では、戦闘で水道などのインフラが破壊されたことにより麻痺症状など引き起こすポリオが流行しています。
WHO=世界保健機関はポリオワクチンを100万回分以上をガザ地区に送るとしていますが、戦闘のなか市民にワクチンを届けられるかは不透明で、人道状況のさらなる悪化が懸念されています。
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