ブリンケン米国務長官(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)

 【上海共同】ブリンケン米国務長官は24日、中国を訪問する。26日まで滞在し、王毅外相らと会談する。米側はウクライナ侵攻を続けるロシアに、中国が工作機械や半導体など軍事転用可能な物資を輸出していることを問題視。ブリンケン氏は制裁をちらつかせ、ロシアへの間接的な支援をやめるよう求める方針だ。  ロシアはミサイルや無人機の開発・生産に中国の物資を利用。中国からの輸出が欧米の対ロ制裁の抜け穴となり、ロシアの防衛産業の再建を支える形で、日米欧で懸念が高まっている。  米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米政府は中国の一部銀行を国際金融システムから締め出す内容の制裁を検討している。


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