【シカゴ共同】米民主党大会開幕に先立ち、中西部イリノイ州シカゴの会場近くで19日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、イスラエルを支援する民主党のバイデン政権に抗議するデモがあった。参加者は、イスラエルによるガザへの大規模攻撃は「ジェノサイド(民族大虐殺)だ」と訴え、米国の支援は「恥ずべきことだ」と批判した。  デモには数千人が参加し、会場の回りを行進。周辺では多くの警官が衝突を警戒した。シカゴで1968年に民主党大会が開かれた際には、ベトナム戦争への反対運動が起きた。19日のデモ主催者の1人は、ガザ情勢は「私たちのベトナム戦争だ」と呼びかけた。


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