ロシア国防省は21日、ロシア国内の5地域にウクライナ軍のドローン(無人機)攻撃があり、45機を撃墜したと発表した。モスクワ市郊外のモスクワ州には11機が飛来。同市のソビャニン市長は「モスクワへの過去最大級のドローン攻撃」とSNSに投稿した。

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 同省によると、ほかにウクライナの越境攻撃を受けるロシア南西部クルスク州で2機、隣接するブリャンスク州で23機、ベルゴロド州で6機、モスクワ市隣のカルーガ州でも3機が撃墜された。

 一方、ロシア国営タス通信は21日、医療機関の情報として、6日からのクルスク州でのウクライナ軍の越境攻撃で31人が死亡し、143人が負傷したと伝えた。ロシア軍は連日、「ウクライナ軍を撃退した」と発表しているが、死傷者の増加が止まらない。

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