【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(8月21日の動き)

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ウクライナのエネルギー安全保障めぐる各国高官の会議 開催へ

ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナのエネルギー分野の安全保障をめぐって各国の高官が議論する会議が開かれることがわかりました。

会議では、発電所などのエネルギー施設への攻撃は、国際人道法に違反し容認できないなどとする共同声明の採択を目指しています。

外交筋によりますと、ウクライナが提唱する10項目の和平案のうち、「エネルギー安全保障」について各国の高官が議論するオンラインの会議が22日、開かれることになり、ウクライナ側は、あわせて52の国と機関に参加を呼びかけたということです。

ロシア首相 中国首相とモスクワで会談 連携強化の重要性を強調

ロシア西部クルスク州でウクライナ軍が越境攻撃を続ける中、ロシアのミシュスチン首相は中国の李強首相とモスクワで会談し、欧米の経済制裁を批判したうえで両国の連携強化の重要性を強調しました。

李首相はプーチン大統領とも会談しました。

欧米によるロシアへの経済制裁が続く中、ロシアと中国の貿易総額は去年、過去最高のおよそ2400億ドルに達するなどロシアは中国への経済的な依存を深めています。

ウクライナ軍の越境攻撃続く

ウクライナ軍は国境を接するロシア西部クルスク州で越境攻撃を続けていて、タス通信は21日、保健当局の情報として、これまでに住民31人が死亡し、143人がけがをしたと伝えました。

ロシアの中央選挙管理委員会は、9月8日に予定されている統一地方選挙に関連し、住民の安全が保証できないとして、ウクライナ軍が掌握したと主張しているスジャなどクルスク州の7つの地区で町議会選挙などの投票を延期すると発表しました。

州知事選挙は予定通り実施するとしています。

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