【ワシントン共同】米国務省は、ゼヤ次官兼チベット問題特別調整官が21日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世とニューヨークで面会したと発表した。ゼヤ氏はバイデン大統領に代わり、ダライ・ラマ側と中国の対話再開に向けた取り組みについて意見交換した。中国はダライ・ラマを「分裂主義者」と敵視しており、反発するのは必至だ。  ダライ・ラマは6月にひざの手術を受けるため訪米し、ニューヨークに滞在中。ホワイトハウスで人権問題を担当する高官も面会した。


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