民主党大会で演説するクリントン元大統領=21日、米シカゴで(鈴木龍司撮影)
クリントン氏は冒頭、大統領選から撤退したバイデン大統領(81)の決断に対し「彼の勇気、思いやり、気品、奉仕、犠牲に感謝したい」と賛辞を贈った。ハリス氏とウォルズ・ミネソタ州知事(60)が正副大統領候補に指名されたことについて「非常に感動的なエピソードだった」と述べ、世代交代を歓迎した。 対立候補のトランプ氏を「いまだに国を分断させている。彼は混乱をつくり出す」と批判。今回の選挙戦の意義を「この大統領は私たちを一つにするのか、バラバラにするのか。この問いに決断を下さなければならない」と強調した。 その上で「ハリス氏は私たちの恐怖を和らげてくれる」と期待感を示し、「何かを成し遂げることに純粋な喜びを感じる唯一の候補者だ」と指摘。「私たちには『喜びの大統領』、カマラ・ハリスが必要だ。力を合わせなければならない」と訴えた。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。