カナダにあるダイヤモンドの採掘会社「ルカラ」は、21日、ボツワナの鉱山で巨大なダイヤモンドの原石を発見したと発表しました。
見つかったダイヤモンドは2492カラットで、会社が公開した写真では人の手のひらほどの大きさがあることがわかります。
これまでで最も大きいダイヤモンドの原石は、1905年に現在の南アフリカで見つかり、イギリス王室の王冠にも使われた3106カラットの「カリナン」で、ロイター通信は、今回見つかった原石が史上2番目になると伝えています。
ボツワナのマシシ大統領は22日、原石を手に記者会見し「ダイヤモンドはわれわれのすべてだ。価格はいま厳しい時期だが、ダイヤモンドは変わらず貴重なものだ」と価値を強調しました。
ボツワナは世界有数のダイヤモンド産出国で、2019年には今回と同じ鉱山から1758カラットの原石が発見され、その後高級ブランド「ルイ・ヴィトン」に売却されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。