TICADの閣僚会合は、来年8月に横浜で開かれる首脳級会合を前に、24日と25日に東京で開かれ、共同議長を務めた上川外務大臣が記者発表を行いました。
この中で上川大臣は、日本がアフリカ東部の半島周辺の地域で平和構築を担う女性の育成を支援する計画を表明したことに触れ「各国の好事例をほかの国に面的に拡大していく必要性について認識を共有した」と述べました。
また「持続的にイノベーションを生み出す、公正・強じんな『スタートアップ・エコシステム』の構築や、民間と連携した、自由で開かれたビジネス環境を整備する必要性を共有した」と述べ、会合の成果を強調しました。
そして、今回、TICADの閣僚会合としては初めて「共同コミュニケ」を採択したとしたうえで「閣僚会合で共有された経験やアイデアが、それぞれの国で実践され、その成果や課題が来年の『TICAD9』で共有されることを期待する」と述べました。
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