北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長(朝鮮通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は24日、今年に入り米国が日韓と連携して共同訓練や軍事演習を繰り返していることに反発する談話を発表した。「地域情勢は火が付いた導火線のようだ」とし、自衛のためとする北朝鮮の軍事力増強を正当化した。朝鮮中央通信が伝えた。  金与正氏は、今月2日に米空軍のB52戦略爆撃機と航空自衛隊のF2戦闘機、韓国空軍機が参加した訓練などを列挙し「ほぼ毎週、休む間もなく各種の軍事演習が行われている」と指摘。北朝鮮の安全を脅かす場合、米国と同盟国は「大きな危険に直面する」と警告した。


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