パキスタン南西部で国からの分離独立を求める武装集団の襲撃事件が相次ぎ、少なくとも40人が死亡しました。

現地メディアによりますと、25日夜、南西部のバルチスタン州で武装集団が幹線道路を封鎖して、バスやトラックを停車させ、バスの乗客ら少なくとも23人を射殺しました。

また、26日は同じバルチスタン州で鉄道の橋が爆破され、周辺で6人の遺体が見つかったほか、警察署が襲撃を受け警察官ら11人が殺害されました。

中国による投資に反発しバルチスタン州の国からの分離独立を目指す過激派組織「バルチスタン解放軍」が犯行声明を出していて、現地当局が捜査を進めています。

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