西アフリカのブルキナファソ中部で、先週末、国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力による襲撃があり、少なくとも100人の住民らが殺害された。正確な犠牲者数は明らかになっていない。AP通信が26日、報じた。

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 APによると、現場は首都ワガドゥグから北に80キロの集落。軍事政権の支配は国土の半分ほどにしか及んでおらず、武装勢力からの攻撃にさらされている。住民が24日、軍と集落を守るための塹壕(ざんごう)を掘っていたところ、攻撃を受けたという。武装勢力は25日、声明で攻撃を認め「陣地を完全に掌握した」と述べた。

 ブルキナファソでは2022年のクーデターで軍事政権が誕生したが、イスラム系武装組織との戦闘が続いている。(藤原伸雄)

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