WHO=世界保健機構は29日、パレスチナ自治区ガザで25年ぶりに確認されたポリオのワクチン接種を子供たちに行うため、イスラエルとイスラム組織ハマスが戦闘の一時停止に合意したと発表しました。

パレスチナ自治区ガザでは9月、25年ぶりにポリオの感染が確認されていて、感染拡大が懸念されています。

WHOによりますと、イスラエルとイスラム組織ハマスが戦闘の一時停止に合意し、9月1日からワクチン接種を開始する予定です。

すでにガザには126万回分のワクチンが届けられていて、ガザの10歳未満の子ども約64万人が対象です。

しかし、戦闘の一時停止はガザの3つの地域で3日間、午前6時から9時間程度の限定的なもので子供たちが安全にワクチンを接種できるのかが課題となりそうです。

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