インドネシアで噴火が発生し、火山灰が登山客を襲う瞬間が撮影された。当時、尾根には十数人の登山客がおり、凄まじいスピードで噴火の煙が迫っていた。しかし、登山客はパニックになりながらも、なんとか逃げ切ったという。
登山客の背後に迫る黒い煙
インドネシア・ハルマヘラ島ドゥコノ山で17日、噴火が発生した。
この記事の画像(11枚)山からは、けたたましい音と共にモクモクと黒い煙が噴き上がっていた。
映像をよく見ると、尾根に取り残された登山客の人影が確認できる。煙は登山客に向けて、恐ろしいほどのスピードで迫っていく。
登山客たちは自然の脅威を前にして、立ち尽くし呆然としているような様子だ。
ようやく動き始めると、人々はパニックになりながら慌てて斜面を駆け下りていく。
噴火で飛ばされた石や火山灰が降り注ぐ中、逃げ惑う登山客の先には、さらに別の人影も見られた。
奇跡的に全員無事が確認
現地のメディアによると、この日12人が登山を楽しんでいたものの、奇跡的に全員無事だったという。
インドネシア防災庁は今回の噴火を受け、新たに火口から約3キロ以内への立ち入りを禁止したということだ。
(「イット!」 8月23日放送より)
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