4日、ウクライナ西部リビウへのミサイル攻撃があった現場で活動する救助隊員(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ非常事態庁は4日、ロシア軍による3日の中部ポルタワ市への弾道ミサイル攻撃の死者が53人となり、負傷者が290人以上に上ったと発表した。4日早朝にも西部の主要都市リビウ駅に近い市街地に巡航ミサイルによる攻撃があり、市長などによると、子どもを含む7人が死亡、60人以上が負傷した。  ウクライナ軍によると、ポルタワへの攻撃は弾道ミサイル「イスカンデル」2発によるもので、軍の教育機関や、隣接する病院敷地が被害を受けた。ロイター通信は1度の攻撃として今年最悪の犠牲者が出たと伝えた。  国防省は、空襲警報発令から着弾までの時間が極めて短く、被害が拡大したとの見方を示した。


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