4日、米東部ペンシルベニア州でイベントに出席したトランプ前大統領(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】米共和党のトランプ前大統領が、自身が住む南部フロリダ州での娯楽目的の大麻使用解禁を支持する考えを示唆した。11月の大統領選を前にリベラル層を意識したとみられるが、保守層は反発している。地元フロリダでも民主党のハリス副大統領と接戦になっており、トランプ氏は焦りを募らせているようだ。 フロリダは大統領選に合わせて、娯楽目的の大麻使用を合法化するための州憲法修正の是非で住民投票を実施する。トランプ氏は8月31日、大麻使用者を「逮捕するために税金を無駄にすべきではない」と述べた。地元の共和党幹部デービッド・ビドル氏は「トランプ氏の言うことを聞くな」と反発した。
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