パリ五輪の女子マラソンに出場したアフリカのウガンダの選手が5日、交際相手に火をつけられて亡くなった。ロイター通信などが報じた。
亡くなったのは、レベッカ・チェプテゲイ選手(33)。1日、交際相手にガソリンをかけられ、火をつけられた。全身の約8割にやけどを負い病院で治療していたが、臓器不全で亡くなった。交際相手もやけどしており、治療を受けているという。
チェプテゲイ選手は8月11日に行われた女子マラソンの競技に出場し、44位だった。ウガンダ・オリンピック委員会のドナルド・ルカレ会長は「卑劣で無分別な行為で、偉大なアスリートを失った。彼女のレガシーはこれからも変わらない」と、自身のX(旧ツイッター)に投稿した。
ロイター通信などによると、チェプテゲイ選手はトレーニングセンターの近くに自身が購入した自宅の土地をめぐり、交際相手とトラブルになっていたという。(多鹿ちなみ)
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