台湾の在日大使館にあたる台北駐日経済文化代表処の新たな代表に任命された李逸洋代表が9日、着任しました。

「台北駐日経済文化代表処」は日本における台湾の窓口、いわば大使館にあたり、李逸洋代表は駐日大使にあたります。

9日、着任した李代表は、日本訪問の経験はありますが勤務するのは初めてで、猛勉強中という日本語で挨拶しました。

李逸洋代表:
私は李逸洋と申します。
このたび、台湾の駐日代表に就任し、大変光栄に思っております。

日台関係について李代表は「経済や半導体、観光などの交流は史上最高レベルにあると言える」と指摘し、日台関係を重視する頼清徳総統の方針のもと、さらなる発展に努力したいなどと抱負を語りました。

李氏は、新聞記者を経て政界入りし、内相にあたる内政部長などを歴任し、蔡英文政権では総統府の上級顧問を務めていました。

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