アメリカのブリンケン国務長官は11日、ウクライナの首都キーウに到着しました。

訪問中、ブリンケン長官はゼレンスキー大統領などと会談し、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について協議するとみられます。

また、ウクライナ側は欧米が供与した射程の長い兵器の使用制限の撤廃を求めており、これについても意見を交わすことにしています。

イランがロシアに短距離弾道ミサイルを供与したことが確認されるなどさらなる戦況の悪化も予想される中、射程の長い兵器によるロシア領内への攻撃をめぐって欧米側の判断が焦点となります。

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