この催しは11日、日本の農林水産省などがブラジル最大の都市サンパウロで開いたもので、日本から坂本農林水産大臣も出席しました。

会場には、焼酎や日本酒などを紹介するブースが設けられたほか、ホタテやかきなど日本の海産物を現地の料理人が調理したメニューがふるまわれ、坂本大臣やブラジル側の出席者が試食しました。

メニューを提供したブラジル人の料理人は「北海道産の信じられないほど甘いホタテがブラジルで手に入るのであれば間違いなく興味深い。このホタテは、ブラジル料理のメニューも豊かにしてくれるだろう」と話していました。

ホタテについては、中国の輸出停止措置が続く中、世界最大の日系人社会があるブラジルは、新たな輸出先の候補の1つになっています。

坂本大臣は「二枚貝のブラジルへの輸入には規制があるが今回を1つのきっかけに日本のホタテがブラジルに輸出できるように努力していきたい」と話していました。

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