12日、シンガポールでミサを執り行うローマ教皇フランシスコ(左)(AP=共同)
【シンガポール共同】ローマ教皇フランシスコ(87)は12日、アジア・オセアニア4カ国歴訪の最後の訪問地シンガポールで約5万人を集めてミサを執り行った。シンガポールの高度な経済発展を挙げ「お金や技術が大切だと思うかもしれないが、本当に大切なものは愛だ」と述べた。3日間の滞在中、多民族国家のシンガポールで、さまざまな宗教を信仰する若者を集めた対話も行い、調和を呼びかける。 教皇はミサで、発展の陰には「地域社会で団結した人々や国に貢献した市民らの知られざる愛の物語がある」と話した。教皇のシンガポール訪問は1986年の故ヨハネ・パウロ2世以来。
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