マクロン大統領の妻ブリジットさん(ロイター=共同)
【パリ共同】フランス・パリの裁判所は12日、マクロン大統領の妻ブリジットさん(71)はトランスジェンダーだとの虚偽の情報をインターネットで拡散させたのは名誉毀損に当たるとして、女性2人に対し、ブリジットさんに8千ユーロ(約126万円)の損害賠償を支払うよう命じる判決を言い渡した。フランスメディアが伝えた。 2人は2021年、ブリジットさんが以前は「ジャンミシェル」という名前の男性だったと主張する動画をユーチューブに投稿。ブリジットさんが2人を訴えていた。 2人の主張は22年の大統領選の数週間前にネットで拡散され、話題となった。米国などでも極右や陰謀論者の間で拡散された。
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