12日、ペルーの首都リマの国立博物館に運ばれるフジモリ元大統領のひつぎ(共同)

 【サンパウロ共同】11日に死去したアルベルト・フジモリ元大統領の追悼行事が12日、ペルーの首都リマの国立博物館で営まれた。家族のほか、ボルアルテ大統領や閣僚、国会議員らも参列した。会場に安置したひつぎは市民に公開され、多くの人が別れを惜しんだ。  フジモリ氏のひつぎは、長女ケイコ氏や次男ケンジ氏ら家族が見守る中、ケイコ氏の自宅を出発し、車で博物館まで運ばれた。集まった数十人の支持者からは「平和の英雄」とフジモリ氏をたたえる声が上がった。ひつぎは14日にリマ郊外の墓地に移される予定。  博物館前にはフジモリ氏の写真を手にした多数の市民が列を作った。


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