鳥取、兵庫、京都にまたがる「山陰海岸」が、ユネスコから世界ジオパークに再認定されたことを受け、鳥取市で13日に認定を祝うセレモニーが開かれました。

鳥取砂丘ビジターセンターで行われた山陰海岸の記念セレモニーには、平井知事や鳥取市の深澤市長などの関係者が出席し、世界ジオパークに再認定されたことを祝いました。

平井知事:
ここからが新たなスタートであります。喜びを分かち合いながら、これから先へと行ければと思います。

2010年に世界ジオパークに初認定された鳥取から京都にかけて続く「山陰海岸」を巡っては、これまで4年ごとにユネスコの審査を受けて再認定されてきましたが、2022年、兵庫県の玄武洞で鉱物が販売されていたことなどが問題視され、2年間の「条件付き再認定」となっていました。

2024年に行われた審査で、この問題について解決の目途がある程度ついたことなどから、4年間の再認定決定となりました。

山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館・古川義秀館長:
いかに良いものを観光客に見せていくかを大事にしていきたい。

鳥取県は、2025年に迫る「関西万博の会場から最も近い世界ジオパーク」として山陰海岸をPRするとともに、体験型イベントなどを企画し、誘客につなげたいとしています。

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