アメリカ・テレビ界のアカデミー賞とも呼ばれる「第76回エミー賞」の授賞式が15日、ロサンゼルスで開かれ、真田広之さんがプロデュースし主演を務めた『SHOGUN 将軍』が作品賞など歴代最多となる18部門で受賞しました。

22部門でノミネートされていた『SHOGUN 将軍』は最高の栄誉とされる作品賞をはじめ、フレデリック・トーイ監督が監督賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞、そして真田広之さんが日本人として初めてとなる主演男優賞を受賞しました。

真田広之さんは主演男優賞の発表の際には英語で「チーム一丸となれば、奇跡は起こせる」と喜びを表しました。

また、作品賞に選ばれると、日本の時代劇に携わった人々に対し、「あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り、国境を越えました」と日本語で感謝の気持ちを伝えました。

助演男優賞にノミネートされていた浅野忠信さんと平岳大さんは受賞を逃しました。

「SHOGUN 将軍」は今月8日に発表されていた撮影賞や編集賞などとあわせて18の賞を受賞したことになり、一つのシーズンの作品として最多受賞記録を更新しました。

『SHOGUN 将軍』は、アメリカの制作会社FXが日本の戦国時代を舞台に制作したドラマシリーズで、動画配信によって世界的にヒットしました。

写真:「Courtesy: Television Academy」

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