イスラエル軍はガザ地区への攻撃を続け、パレスチナの地元メディアは16日未明には中部ヌセイラトへの空爆で10人が死亡したと伝えました。

一方、イスラエルとレバノンの国境地帯では、イスラエル軍とヒズボラの間で攻撃の応酬が続いていて、ヒズボラが前日の15日にイスラエル軍の基地など10か所を攻撃したと発表したのに対して、イスラエル軍は16日、ヒズボラの拠点およそ20か所を空爆したと発表しました。

イスラエルのガラント国防相は16日、アメリカのオースティン国防長官と電話で会談し、国境地帯からヒズボラを排除するべきだと強調したということです。

こうした中、地元メディアはアメリカの特使が16日にもイスラエルを訪れて、ネタニヤフ首相らとヒズボラへの対応について協議すると伝えています。

イスラエル軍はレバノンでの地上作戦を想定した訓練も実施するなどしていて、事態の悪化を防ぐことができるかが焦点です。

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