米カリフォルニア州で記者会見するトランプ前米大統領=13日(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は16日、暗殺未遂事件の容疑者が民主党候補ハリス副大統領の「言葉を信じ、行動した」とFOXニュースの番組で語った。自身を敵視するハリス陣営が事件を誘発したと決めつけ、11月5日の投開票まで50日に迫る中、攻撃材料にする狙いがある。 事件で訴追されたライアン・ラウス容疑者の動機は明らかになっておらず、ハリス氏の発言が影響したとの根拠はない。 トランプ氏は自身もハリス氏を非難していることは棚に上げ、ハリス氏やバイデン大統領の発言で自分が狙われると主張。自身のSNSでも「左派の発言のせいで、銃弾が飛び交う」と不満を示した。
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