米国務省のミラー報道官=2月、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米国務省のミラー報道官は16日の記者会見で、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、共に仲介するエジプト、カタールと新たな停戦案に関する協議を続けていると述べた。イスラエルとイスラム組織ハマスに提示する時期は示さなかった。  ブリンケン国務長官は5日、新停戦案を「数日以内に共有する」と述べた。しかし、ガザ・エジプト境界でのイスラエル軍駐留などを巡って隔たりが埋まらず、停戦交渉は先行きが見えない状態が続いている。  国務省は16日、ブリンケン氏が17~19日にエジプトを訪問すると発表。米エジプト戦略対話に出席するほか、ガザの停戦交渉妥結に向けた取り組みを話し合う。


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