ジャンピエール米大統領報道官(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】ジャンピエール米大統領報道官は17日の記者会見で、レバノンで親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘員らが使う小型の通信機器が相次いで爆発し、多数が死傷したことに関し「事前に把握していなかった」と述べ、中東での紛争拡大に懸念を示した。爆発を実行した主体について言及は避けた。 国務省のミラー報道官は爆発について、情報収集中とした上で、軍事的緊張の高まりは、ヒズボラとの交戦の影響で避難するイスラエル北部の住民の帰還につながらないと指摘した。イスラエル首相府は17日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘の目標に、北部住民の帰還を含めると発表した。
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