17日、レバノンの首都ベイルートで、病院に搬送される通信機器爆発の負傷者(ロイター=共同)
【エルサレム共同】米紙ニューヨーク・タイムズは17日、レバノンで同日起きた「ポケットベル(ポケベル)」型の通信機器の爆発について、イスラエルが台湾製のポケベルの内部に爆発物を隠し、親イラン民兵組織ヒズボラを狙って作戦を実行したと報じた。複数の米当局者の話としている。 同紙によると、ヒズボラがポケベルを注文したのは台湾のゴールド・アポロ社。ポケベルの電池付近に約30~55グラムの爆発物と、遠隔操作で爆発させるためのスイッチが埋め込まれていたという。レバノンに届く前に改造したとみられる。 爆発について、ヒズボラはイスラエルの仕業だと非難し、報復を宣言している。
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