テレビの生放送中にカメラの前で話す男性に向かって、男が突然、イスを振り上げ攻撃する前代未聞のハプニング。

映像はすぐに切り替わり、目を丸くして驚く司会者とみられる男性が映し出されます。

ロイター通信によると、“イス攻撃”があったのはブラジル・サンパウロ市。

9月15日、市長選の候補者6人が参加した生放送のテレビ討論会で起こりました。

カメラの前で話している最中の候補者に、横から鉄製の椅子を持ったライバル候補が突進。

それでも怒りのボルテージは収まらず、別の椅子を振り上げようとしたところで、スタッフたちが慌てて止めに入ります。

襲われた候補者はろっ骨を折り、さらに指を負傷。
すぐに病院で手当てを受けたということです。

なぜ怒りを抑えることができずイスを持ち出し攻撃したのでしょうか。

イスで殴りつけた候補者は、海外メディアに「何年も前に片付いたセクハラ疑惑の話を持ち出したからだ!オレのしたことに後悔はない」と話しています。

殴った候補者は退場を命じられ、市長選の討論会は騒然とする中、残りの候補者で続けられたということです。

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