トルコ北西部でパスタ工場が大爆発する瞬間が監視カメラにとらえられていた。
現場は“戦場”のように変わってしまい、消防隊などが消火活動にあたったが、広大な土地で困難を極めたという。
穀物を貯蔵する倉庫内に発生したガスが原因とみられ、1人が死亡、30人が負傷した。
パスタ工場が爆炎と煙に包まれる
トルコ北西部の広大な緑に囲まれたパスタ工場で15日、空高く噴き上がる巨大な炎と黒煙を監視カメラが記録していた。
工場が前触れもなく、大爆発を起こしたのだ。
爆発直後の現場は工場の面影はなく、まるで“戦場”のような光景が広がっていた。
現場では、さまざまな場所から消防や救助隊が集結し消火活動にあたったものの、広大な敷地にホースを通すだけでも作業は難航していた。
現場の映像では、消火活動を行っている人が「引っ張れ!ホースを引っ張れ!」と必死に指示を出している姿も確認できる。
しかし、それでも炎は燃え続けており、やむ気配がなかった。
死傷者多数…恐怖語るけが人たち
爆発に巻き込まれた工場の作業員は「何といったらいいのか、急に火が迫ってきたんです」と恐怖を語る。
また、巻き込まれた女性も「礼拝中でした。ガラスが割れて私の上に降ってきました」と話し、あっという間の出来事だったことがうかがえる。
この爆発で1人が死亡、30人が負傷した。
地元メディアによると、爆発の原因は穀物を貯蔵する倉庫内に発生したガスとみられているという。
(「イット!」 9月18日放送より)
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