【キーウ共同】ロシアの侵攻が続くウクライナの子どもたちに日本の無償資金協力でウクライナ語の教科書約100万冊が提供され、首都キーウ近郊イルピンの学校で26日、供与式が開かれた。両国政府代表らが出席し、着物姿で参加したアリアンナ・グネズドワさん(10)は「とてもきれいな教科書をもらえてうれしい」と笑顔で手にした。  松田邦紀駐ウクライナ大使は13歳の誕生日に父親からウクライナに関する本を贈られたエピソードを披露し「戦時に学ぶことは簡単でないが、自由と安全が必ず来ると信じてほしい」と訴えた。ウクライナのリソビー教育科学相は「遠く離れた国が信念を与えてくれた」と謝意を示した。


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