東京にある中国大使館は、10月1日に中国が建国75年を迎えるのにあわせて、26日に都内のホテルでレセプションを開き、呉江浩駐日大使があいさつしました。

この中で呉大使は、9月18日に中国南部の※深センで日本人学校に通う男子児童が刃物を持った男に襲われて死亡したことについて、「事件に心を痛めており、不幸にして亡くなった児童に深い哀悼の意を表します」と述べました。

そして、「両国は適切かつ冷静に対処し、有効な措置を講じてお互いの国民の安全を確保していく必要がある」と述べるとともに、相互の交流や理解を深めていくよう呼びかけ、事件が両国関係に及ぼす影響をおさえたいという考えをにじませました。

この事件をめぐっては、中国当局が事件の動機などの背景を明らかにしておらず、現地の日本人社会では不安が広がっていて、日本政府は真相の解明とともに、日本人学校に関連するものを含む、悪質で反日的なSNS上の投稿を早急に取締るよう中国側に求めています。

※土へんに川。

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