ドイツ・ベルリンの公有地に設置された従軍慰安婦の被害を象徴する少女像=2020年9月
【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリン市ミッテ区の公有地に設置された従軍慰安婦の被害を象徴する少女像を巡り、設置した韓国系市民団体「コリア協議会」は26日、撤去を求める区に対し、ベルリン市内の別の公有地であれば移設に応じるとの妥協案を提示した。 区は設置を認める期限を28日としている。私有地への移設を協議会に提案したが拒まれたとして、4週間以内の撤去を命じると25日に発表した。撤去しない場合、過料が科されるという。 協議会は、区が移設先の情報を示さなかったため、受け入れられなかったと批判。市民が自由にアクセスできる公的な場所であれば移設に応じるとしている。
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